ラスベガスから明けましておめでとう

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新年明けましておめでとうございます。

ご無沙汰しております、ブログを書くのは、どのぐらいぶりでしょうか。
余裕がないのは、いけませんね、反省です。

去年は、東京事務所、本社新社屋の開設などがあり、事業内容や開発商品も増えたことから、活発に動き、充実した1年を送ることができました。
今年の初の社内会議にて、去年の新年を弊社で迎えた人の数を確認したところ8名でした。
それが今年は20名を超えていましたので、確かに忙しかったのかもしれません。
急激に人数が増えたことから、組織機能がどうなっているかも把握しきれず、社員の皆さんにも迷惑をかけてきたかもしれません。
ただ、社員の皆さんは、真面目な方ばかりなので、管理職の方々を中心にうまく運営をしてくれていたように思います。

とは言いつつも、今までは人数もそんなに多くなかったので、社員の一人一人の具合がよくわかっていましたが、人数が増えた分、よりきめ細やかに社員の方々を見ていかないといけないと思うようになりました。
仕事内容も多くなってきて、専務の妻にも大変な思いをさせているので、会社・家族双方の気の配り方もしなくてはいけません。
多くを自分本位で行っていくと、巷でよく聞く話ですが、『社長は孤独なもの』になってくる傾向もあります。
そのような中、今までは起業における実質的な心配や不安のようなものがありましたが、今はどうも何やら得体のしれない不安が心に芽生えてくるようになりました。
そして、この得体のしれない不安は何なのか、何回も自分に問うてみました。

少しわかったことに、
社員の人数が増え、お世話になっているユーザも増え、社内のハード面、ソフト面の所有物が増え、このように多くのものが増えてきたことから、今まで思っていた以上に『もう後戻りはできない』というプレッシャーがかかってきたのかもしれません。
また、多くなった社員の皆さんに『今後の事業の方向性や内容をより理解していただき、そのための説明を行い、納得のもと、事を進めていかねばいけない』ということが実行されていなかったこともあるのだと思いました。
規模や事業内容の拡張などによって、今までの運営・経営と違った舵取りが必要なのかもしれないと、無意識に新しいターニングポイントを自分で感じていたのかもしれません。
まだ、他にも思うところはありましたが、ここら辺が核心のような気がします。

そして、もう1つの観点からも感じたことがあります。
先日、富士和教会の福岡支部の勉強会に参加させていただきました。
その時に、ふと、起業当初と今の自分を比べて、今の自分は何かにつけ初心を忘れてはいないかと感じました。
新社会人としての新入社員の時、その当時先輩方から指導を受けていた時、起業をしようと決心した時、会社を作って社員を持った時、人に喜ばれる事業をしようと思った時。
その時と今を比べると、夢やわくわく感が減弱し現実を見すぎていて、うぬぼれのようなものが強くなり、それらが、何か不安を作り上げているのではないかと思いました。

そして、一からやり直すつもりで、特に今までお世話になってきた皆さまのお蔭でここまで来られたことの感謝の気持ちを再度確認し、この感謝の気持ちをどうにか形で示すことを考えてみようと思いました。
そのように思った時、少し不安な気持ちが薄まったように感じました。
これは、いわゆる、私の感謝の気持ちがすべてに対して少なかったことかもしれません。

富士和教会の福岡支部で教えていただいたことにこのようなことがあります。

起業して3年まではどうにかなります。それ以後が大変難しいところで、以下の3つのことを意識していかないといけません。
1.恩を忘れないこと。
2.自惚れないこと。
3.社員を大切にすること。

再度、感謝と和合の精神を大切にこのようなことを自分ができているか見直して、初心に帰って、やり直してみようと思っています。
それによって、今感じている不安が少しでも薄らげばいいのですが。


年末年始でラスベガスに行ってきました。
父親がどうしても行きたいとずっとずっと言ってきた場所です。
起業して5年目でやっと旅行に連れて行ってあげることができました。
父と母と私の妹4人で、楽しい旅行でした。
父も母も本当に良かったと言ってくれて、やっと1つ親孝行ができたのだなと思えました。
しかし、親には返しても返しても決して充分なことはありませんよと富士和教会で教えていただいていましたが、本当だなと今感じています。
1つや2つの親孝行では、何にも埋まった感じがしません。
両親は、愛情を持って私を育ててくれましたが、私がこの年になっても、両親は、まだ、愛情を注ぎ終わったわけではなさそうです、そうなるといくら返しても恩返しの箱は埋まるはずがないのでしょうね。

いつまでも元気でいてください。お父さん、お母さん、