寝袋と枕を買いに昔東京の旅

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久しぶりのブログの書き込みです。
この一ヶ月もいろいろなことがありました。もう既に何があったかよく覚えていませんが、忙しく楽しい一ヶ月だったと思います。

今は東京の赤坂見附のウィークリーマンションに一人でいます。
金曜の夜から部屋に入っていますが、いつものホテル住まいと違い何か寂しい一人暮らしのようで、周りには人の気配がしない無機質な感じです。
家にいる時は回りに子供たちが騒ぎまくっていて、静かな場所でゆっくりしたいなと思っていたのですが、誰とも話さないマンション住まいはホームシック状態を作るようです。

明日から社員の2人がこの部屋に入ってきます。(すごく狭いので大丈夫かな?)
今置いてある枕はペッチャンコなので、3人分の枕と私の寝袋を買いに、今日は東京の街に買い物に行きました。少しでも寂しさをふっ飛ばしたいのもあったのですが。
最初は上野に行き、学生時代に酒の肴を買いに行っていたアメ横を時間をかけぐるぐる回りました。ちょうどいい具合にアウトドアーの店を見つけ、本格的な寝袋をゲットできました。お店の人からは本格的なキャンプに行くとでも思われたか、いろいろな説明を受けましたが、マンションの部屋で使いますと告げ店をでました。
枕は何軒も探しましたが結局見つからず、もっと人の生活感がある場所に行こうと銀座線に乗り浅草に向かい、駅に着き地上にでると昔よく祖父と一緒に来ていた神谷バーが目の前に。
ドアの前で悩みながらも店に入ることに、40年ぐらい前と何も変わりません。料理の品もかわりません。
今は認知症が出てこの店には一緒に来ることができない95歳の祖父を思い出し、元気だった祖父と一緒にいるつもりであのとき飲んだ生ビール、ハーフアンドハーフ、デンキブランと立て続きに飲み、気持ちよくなりつつ、浅草寺に向かいました。
母方の家は昔から浅草に暮らし、天ぷらの店を出していて、その後、お店が大きくなり茅場町に店が移って、店の跡地にマンションを建て、私はそのマンションに幼いころから寄り付き、浅草の町で遊びまわっていました。
遊園地の花やしきも今は閉まられている裏口(昔はここだけが入り口でした
)から自由(昔は入場料がなかった)に出入りして、小さいころより遊園地というのを満喫できたのは今でも私の楽しい思い出です。
また、40年前から何年間か、祖父は私を朝早くから、浅草寺から多くのお寺を次から次へと連れて行ってくれ、必ずお賽銭を全てのお地蔵さんにあげつつ、清清しい浅草の朝の散歩を教えてくれました。これは祖父から貰った大切な思い出です。
今日は、その浅草寺も懐かしいなと思いつつ、仲見世も多くの人たちが見物に来ていて少し安心しました。
祖父が建てたそのマンションも汚くはありましたが、名前は他人の名義になり、まだ残っていました。
その隣も昔お世話になっっていたカバン屋さんが名前を変えず残っていました。
昔よく買いに行っていた和菓子屋さんも木造の建物がが3,4回建てのビルになり残っていたので、みたらし団子を何十年ぶりかに食べ、昔の味と少し変わったかなと思いつつ、おばちゃんに話しかけて、残念ながらあまり愛想がよくなかったので、ガッカリしながらも枕を売っていそうな場所を聞き、安くて寝心地のよさそうな枕を3つゲットすることができました、ありがとうおばちゃん。
またまたきたバスに乗り上野まで向かい、なんと途中で偶然日暮里のご先祖さんのお墓のある前を通り、手を合わせることもできました。 

これで社員と3人で泊まる用意もでき、安心です。私は寝袋、社員の方にはベットと布団。
これから会社が儲かって、ホテル代が出せるようになっても、ウィークリーマンションに一緒に泊まろうといってくれるようなことになればうれしいのですが。

今週から東京ビックサイトで2週間にわたって展示会に出展します。
第5回国際オフィス機器展と第59回ビジネスシヨウTOKYO 2007です。
多くの方々に来ていただけるといいなと期待しつつ、頑張ってきます。

妻と子供たちと2週間会えないのは、つらいなー。