2週間の出張

本日、午前、久しぶりに佐賀に帰ってきました。
2週間の出張の旅でした。

どんよりとした中に明るさをもった空の下、佐賀空港に着き、2週間前の出発時に点けていたCDと冷房を切り、窓を全開に10cmは成長したであろう麦の畑の中を佐賀県の自然の匂いを思いっきり体に入れ込みながら、家まで車を走らせました。
東京や都市部を中心に仕事をしていたせいか、佐賀に着いたとたん、思いっきり遠くまで上・下・左・右の視界が広がり、一気に人間に戻った気分を味わうこともでき、その時は最高の気分です。

今回の出張は、最初は東京、横浜の一週間の出張予定でしたが、島根大学の職員の方からいきなり電話が入り、島根と鳥取で仕事をすることになり、社員を島根に向かわせ、その翌日鳥取で合流し鳥取大学での仕事も済せ、その後は、岡山、大阪、東京と移動し、長旅となりました。
今回の出張も初めてお話しさせていただいた方やいつもお世話になっている方など多くの方々とお会いすることができ、大変充実した2週間でした。

今回の出張でお会いした殆どの方は、紹介や偶然から知り合った方ばかりで、いつも感じているように、人とのご縁と言うのは不思議なものです。
また、起業の成功の要因の殆どはこのご縁に依存しているのだとも感じます。

特に昨日もお世話になった大津社長、鵜澤社長は、まだ知り合ってから少しの期間しかたっていないにも拘わらず大変良くしていただき、先日もわざわざ東京から佐賀まで仕事の打ち合わせに来ていただきました。
お二人の社長が言われるには、「普通は、いつか一緒に頑張りましょうと意気投合して約束しても、殆どの場合、話しは消滅してしまう。ただ、そのようなことはいやなので、本当に良いと思ったら直に行動を起こしたいのです」とのことでした。
私も行動力はあるほうかなと思っていましたが、やはり仕事ができる方は行動が人一倍早いのだなと勉強になりました。

今週私がいない間に、佐賀県地域産業支援センター内での移動ですが、少し広い部屋に引越し致しました。
ちょうど、社の事業計画の見直しが進んでいる中、弊社もこれをきっかけに良い方向に変わっていければなと思っています。

起業には人との出会い、ご縁が大切で、成功のポイントは支援者、協力者が多くできることだと思っています。
また、直接的には、社員の方々が真の支援者、協力者ということになりますが、社員の方がいかに意識を高く、仕事にやりがいを持って、一緒になって進んでくれるのか、今までもこれからもすごく重要なことだと感じています。

今日、家族とも久しぶりに会い、本当に久しぶりに夕食の食卓を一緒に囲みました。
どんなに美味しい料理よりも家族と一緒の時が一番食事も美味しいのですね。