海に行ってきました、そこでひろったもの。

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久しぶりに海に行ってきました。
上の子供二人とその友達を連れて、唐津の虹ノ松原の浜辺で貝がら取りに。
冬の海は風が強く、他には人がパラパラという感じでしたが、パラセールで引っ張られ海を行き来できるサーフィンは色とりどりで冬の海を活気付かせていました。

起業してからは子供たちをどこにも連れて行ってやることができなかったので、子供たちは大変喜び、貝殻も友達に上げるためにビニール袋にいくつも採っていました。

私も波しぶきが上がる海をただずっと眺め、おもいっきり海風に当たり、日常のこと、仕事のことを忘れ、長い時間たたずんでいました。

浜辺には、真っ白になった貝殻が無数にあり、ビンや電球などどこから流れ着いたかわからない物達がころころしています。

帰る頃には、海風のおかげで、私の頭の中はリセットされ、冷たくなった頬っぺたは赤くなり、子供たちは、思い出を体中にいっぱいにして満足したようです。

最後に、手におさまるぐらいの真っ白でしっかりとしたまん丸の貝殻が落ちていたので拾い上げポケットに入れました。
もう一つ、なんでもない手のひらぐらいの木辺も拾いました。長年海で揉まれたせいで軽くなり表面が綺麗になり、薄く年輪まで広い幅で浮き出ています。

起業してからは、人とのご縁を多くいただき、そのおかげで今までこの仕事をやって来れました。
大きな世界で昨日まで知らなかった人と知り合い、お話しやお仕事を一緒にさせていただく、毎日、この繰り返しです。

この貝や木辺もどこでどう生まれて、育って、死んで、海にたどり着いたかはわかりませんが、浜辺に打ち上げられた無数にある物の中から、私が拾って、私の一生の宝物になりました。
昨日までは、浜辺で風を受けていたのに、今は、日付が書かれ、大事に私の机の中にしまわれています。

仕事でも頑張って何かしら人の目に付くようになれば、新しい誰と良い関わりをもてるのかもしれません。


昨日、弊社社員が研究の末、新しいシステムを構築してくれました。
東京の上場企業の方々が求めていたシステムが目の前に動いているのを見てびっくりしました。
皆それぞれが自分の力を最大限に出し、新しい物をどんどん見出してくれています。
毎日の忙しい日常の業務があるにもかかわらず前向きに取り組んでくれて本当に有り難いことです。

この社員の方々こそ、私にとって、真の宝物なのでしょう。