好きなことをする幸せ

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今日で、1月も終わりです。
あっという間の一ヶ月だったような気がします。
どこかの社長さんが、『人間働ける日数は決まっているから毎日を大切に仕事をしています』と言っていました。
月に20日働くとして20年間で4,800日。時間にすると115,200時間。
多いのか少ないのかわかりませんが、夏休みが知らないうちに終ってしまうように、働ける時間もどんどん減ってるのでしょう。
勤めていた時は、1日の仕事時間が終って早く飲みにいきたいなと思った時もありましたが、今、経営者側にたつと一変して1日がもっと長くあって欲しいと思うようになりました。
『経営者側』というより、『好きなことができるようになった今は』という表現があっているかも知れません。
好きなことをしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
今がそんな感じで、もっともっと好きなことをずっとしていたいと思うように仕事をしています。後、何十年も、何百年も働きたいなという気持ちです。(勿論、息抜きあっての仕事ですが)
もし許されるなら、生まれ変わった次の人生の仕事のプランまで立てたいぐらいです。ちょっと、言いすぎかな!?

若い時から自分のやりたいことが決まり、それに時間を費やせることはすばらしいことだと思っています。そして、それを職業にできたらもっとすばらしいでしょう。
ただ、途中で挫折したとしても、一時期だけでもあることを一生懸命できることがすばらいい。
タイガーウッズや宮里藍などのスポーツ選手や小さな時からの得意分野を活かした芸術家、小さな時から親から引き継いできた技術を持つ第一次産業従事者の方など、私にとっては羨ましい限りです。

しかし、与えられた仕事をきちっとすることも非常に大切ですね。
今の私があるのも、前職の会社で先輩から多くのことを教えていただいたおかげであり、御取引先とのお付き合いがあったからだと思っています。
一つのことだけに集中してしまうと他の世界が見えなくなってしまいます。
そうなると周りに見える範囲が狭く表面的になり、人生半分しか楽しめないのかもしれません。

今いろいろと論議されていますが、教育問題も難しいところがあります。
子供には単純に好きなことを良い方向でさせて上げれることが大切だと思い、できる限りそうしてあげたいと思っていますが、なかなか難しいのも現状です。

昨日は社員の方々に厳しいことも言ってしまいましたが、基本的には自分たちで考えたことを提案して、そのプロジェクトを成功させることで気持ちよい仕事をしてもらえたらと考えています。

人生一回しかないのです、無理して、苦しんで、いやな思いをして仕事をしても、お金のためだけに仕事をしても、もったいないと思います。

一人でも多くの方々に好きなことをすることはこんなに幸せなんだよと言いたいです。
ただ、その陰で大変な思いをしている社員の方がいることも確かですが。
わるいね、みんな、もうちょっと頑張ってね。

振り向いたら誰もいなかったりして、ちょっとこわーい。