(スタッフブログ)Remo Conferenceのモニター調査を実施しました

2021年11月30日

みなさま、こんにちは。
KIT-ON運営事務スタッフの宮地です。

この度弊社では、バーチャル空間での発表やディスカッション、コミュニケーションを実現する「Remo conference」の提供を始めました。

Remoは世界122カ国、200万人以上に利用されているオンライン交流ツールで、参加者同士や講演者とのコミュニケーションを演出します。

https://www.k-idea.jp/remo/

Remoにログインすると、2~8人掛けのテーブルが複数広がるフロアに案内されます。参加者はフロア内を自由に移動することができ、各テーブルに着席している人達同士で会話やディスカッションを楽しむことができます。
KIT-ONを使ったオンライン学会でもご利用いただけます。

この新しいツールをどんなことに活用できるか、オンラインツールにご関心の高い3名の薬剤師の先生方にRemoのデモンストレーション会を開催し、ご意見を頂きました。

参加者のご紹介
実務薬学総合研究所 水 八寿裕 先生
水 八寿裕 先生
実務薬学総合研究所
薬剤師。第31回日本医療薬学会では「新しい生活時代に製薬企業はどのように対処すべきか」をテーマに講演。
杏林大学医学部付属病院 若林 進 先生
若林 進 先生
杏林大学医学部付属病院 薬剤部
病院勤務の薬剤師。病院では医薬品情報室担当。医薬品情報と医療情報を専門としている。
有限会社あい調剤薬局 田中 秀和 先生
田中 秀和 先生
有限会社あい調剤薬局
薬剤師。長崎県の五島列島・福江島にて、町の薬局に勤務。
木村情報技術 川越 満
聞き手 川越 満
木村情報技術(株) コンサナリスト®事業部長

デモンストレーションの様子

Remo Conferenceでバーチャルなコミュニケーションを活発に

1つのフロアには100名が入室することができ、予め配置されているテーブルを参加者が自由に回遊します。同じテーブル内でのみ会話が可能です。(他のテーブルの会話は聞こえません)

プレゼンテーションモードの様子

Remoのプレゼンテーションモードは最大10名登壇

フロアに居る全員にWebinarを配信する「プレゼンテーションモード」。最大10名が登壇できます。

(デモンストレーションでは、冒頭、水先生と川越さんの音声デバイスがうまく認識されない事象が発生しました)

水先生
水先生
PCのスペックやインターネット回線等によって操作に戸惑う方が発生するかもしれない。フロアの中にサポート専用テーブルが有ると便利だとおもいます。
有線回線の利用を促したり、古いPCを使わないなどの事前のアナウンスも重要ですね。
若林先生
若林先生
これ面白いですね。まずはRemoを触って楽しんでもらうための会があるといいですね。木村情報技術の大忘年会とか(笑)
川越
川越
そうですね。そうした楽しみからも活用方法が見えてくるかもしれませんね。あとは、企業の合同説明会や展示会などでも使えるのではないかと社内で話しています。
水先生
水先生
先日参加した学会では、口頭発表やポスター発表は、jpegなどの静止画像がはられているだけで味気がありませんでした。Remoをつかえば面白いかもしれません。
例えばフロアやエリアごとにテーマを集めたり、「〇〇時から口頭発表する」などのタイムテーブルがあれば、人も集まりやすくなるのではないでしょうか。発表の後のフリートークにもそのまま移行できますね。
若林先生
若林先生
最近感じるのは、オンラインのイベントを主催しても、なかなか参加者が「顔出し」をしてくれない。質問を募集しても、喋らない、チャットで質問を送るだけといったことがある。初対面の人同士が集まる会ではそのことも念頭に置いてデザインしないといけないですね。
これからの季節、Zoomで忘年会をやる機会も多いと思いますが、参加人数が増えてくると、話が振られずつまらないと感じる人も出てくる。
川越
川越
そうですね、Zoomで飲み会をやっても、よほど上手なファシリテーターがいないとつまらないですよね。2~3人がずっと喋っているような。
田中先生
田中先生
フロアに、少し待機できるような場所があるといいですね。知り合いがいなかったり、人見知りだったりすると、会話中のテーブルに入っていくのはなかなかハードルが高いように思えます。
川越
川越
フロア内の参加者に個別にメッセージを送る機能もあるので、それで誘い合わせてテーブルに着席するのもアリかもしれませんね。
あとはスクール形式のような座席表のほうが、学会などでは馴染みがあったり。

フロアのレイアウトはスクール形式など様々なテンプレートがあります

リモのレイアウトは豊富なテンプレートから選択
水先生
水先生
学会だと、懇親会などでまずは使ってみるのがいいかもしれないですね。参加者がみんなで盛り上がれるようなツールや仕掛けがあると面白いと思います。
例えば各テーブルやブースを回りやすいように、スタンプラリーやクイズラリーなどができると思います。

普段ZoomやWebツールをご活用されている先生方から、多くの感想やご意見を頂きました。

Remo Conferenceというユニークなツールを、設置するだけではなく、楽しんでもらうための仕掛けを準備して皆様にご提供していきたいと思います。

もしご興味をいただけましたら、下記フォームよりぜひお問い合わせください。

水先生、若林先生、田中先生監修の「お薬カレンダー」

薬剤師監修のお薬カレンダー

http://www.solve-design.co.jp/okusuri.html
薬剤師の先生方のご意見やご提案を元に、漫画やイラストを用いておくすり手帳の必要性や薬に関するエピソード等を紹介するカレンダーです。
2022年版のお申込みは上記サイトで受付中です。

AIを使った落書きツール「Quick Draw」

AI落書きツール「Quick Draw」

若林先生からはオンライントークを盛り上げる「Quick Draw」というAIを使った落書きツールを教えていただきました。懇親会などでのアイスブレイクに活用できそうです。これ楽しいです!
https://q.uickdraw.withgoogle.com/

木村情報技術 宮地里奈
執筆者:木村情報技術
メディカル事業部オンライン学会部 運用事務局スタッフ
宮地里奈