得意な所を伸ばせばいい

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昨晩は、寝る前に長女が泣いていた。

大した内容で無くても親としては子供の泣く姿は見たくないもので、まだ自分が代わって泣いてあげたいものだといつも心が痛む。

そんな時は、自分も子供の時はそうだったんだよと話してあげて安心させるようにしたり、悩んでいることを忘れさせるような興味を持つ違った話を聞かせてあげるようにしている。

娘は今朝もまだ引きずっていたようだったので、新聞チラシを見せて『どれが食べたい?海老、サーモン、カニ、ホタテ、・・・』と食に意識を持っていってあげると
『魚より肉が良い』と言った。
ほんの一瞬でも意識が変わった娘、これでいいのだ!
そこで、今週末のバーベキュー企画を提案し、『ステーキを知り合いのお肉屋さんに頼んでおくからね』と喜ばせてあげる。
さて、週末までステーキねたで持つかな?

娘ももっと年を取れば、そのうち食べ物で意識を変えるのも無理になるだろう、そして、その頃には父親の言うことも聞かなくなるかもしれない。

昨晩、布団に入ってから娘には、『好きなことをしなさい、好きなことをどんどんしていいんだよ。好きなことをしていれば、楽しい人生になるから。良い会社に入って良いお給料をもらうために良い学校に入る人もいるかもしれないけど、学校は自分の好きなことを伸ばしたり、良い友達を作るためにあるのだからね。』と言った。
きっと、半分も娘の心の中には届いていなかったかもしれないが、言ってあげることで自分も楽になるような気がした。
そして、やっと、落ち着いた娘は、『ありがとう』と言って眠りについた。

また、昨晩と今朝で、妻には、基本的な経理の問題を出題して上げた。
この前の社内会議で私が言っていた数字の話がわからなかったらしい。
『売上がこれで、粗利がこれで、原価がこれで、・・・こうなるとどうなる・・・』こんな感じでトレーニングをした。
そこでお互いにわかったことがあった。

私は数字を頭の中で計算できるが妻は頭の中での計算が苦手らしい、数字を記憶してイメージすることができないという。
しかし、妻は、音や音楽なら記憶できて、イメージできるという。
確かに、妻は曲を一度聞いただけで正確に繰り返し再現することができる。
この記憶というか暗記力はすごい。
だから、人の物まねなどもすごくうまい。
人前ではやらないが、私の前では何でも物まねをしてみせる。
きっと吉本興業でも通用するだろう。

人には得意、不得意があり、得意な所を伸ばし、それで生きていければ、きっと、幸せになるのだと思う。

3人の娘たちには、得意で好きなことを思い切ってできるようにしてあげたい。
そして、妻のいいところを伸ばして活用できるようにしてあげたいと思う。

吉本興業に紹介状でも出してみようかな・・・