権利と義務

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人は同じ内容に関して、立場が変われば違う気持ちになるものですね。
私も去年の3月まで会社員だったので休日が多いのは大変嬉しいものでした。
しかし、今は経営者側になり、世の中は何と国民休日が多いものかと一変して複雑なものを感じます。

人は自分の都合のよって物を考えるものだなとつくづく思います。
このように立場や状況によって、考えや感じ方がが変わる様なことが無いように、今は私なりに努力しています。(内容によっては違ってよい時もあると思いますが)

労使の関係では特に立場が正反対なので問題になりがちです。
しかし、立場が違っても一つの事象に対しての同じ考え方でいられるような会社を作ることができればすばらしいのではないかと思っています。




労働者側は、権利を主張し
使用者側は、義務を押し付けます

一般的にも同じようなことが成り立っています。
親の権利、子供の義務
子供の権利、親の義務
夫婦としての権利、夫婦としての義務
いろいろなことで考えられます。
立場が違い自分のことしか考えられない者同士が相対する場合は、必ず権利とか義務だとかを振りかざし戦うことになるのでしょう。

もし、お互いに権利も義務も言い合わなければ、良い人間関係ができるのでしょうね。
物事に真実があるとすれば、お互いがその真実を見つけて妥協する。
もっと必要なことは、一歩譲ってでも妥協する精神だと思います。
これが、和合の精神なのかなと最近は感じているところです。

相手の立場にたって物事が考えられるというのは、長い目で見ると素晴らしいことが待っていると思います。
経験上、和合(いつでも誰とでも仲良く心穏やかでいれるような)は、何よりも大切なことで、良いことだと感じています。

人のために何ができるのか、自分らしく何が出来るのか、人に喜んでいただけるようなことをしているのか、権利ばかり主張していないか、日々反省と進歩を持ってやっていきます。

本日の日記も神奈川県の富士和教会で教えていただいたことを基に書かせていただきました。